そもそも食物繊維で一体なに?

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食物繊維というと「体に良い」というイメージがあると思います。実際に色々と良い影響を与えてくれる栄養素なので、食物繊維はとても重要だと言えます。そこで食物繊維というのは一体なんなのか?という基本的な所に立ち返って考えていきたいと思います。

食物繊維は要らないものだった!?

実は食物繊維というのは昔の人にとっては不要な栄養成分だと考えられていました。体に吸収されないという事や、重要な栄養成分を一緒に排出してしまうということで「食べ物のカス」という扱いだったのです。

さらに、昔は食感を大事にしたいという思いで「パン」を作り続けてきた人にとって、食感を台無しにする食物繊維は不要なものだったのです。食物繊維が含まれると、ザラザラとした心地悪い食感になるという事のようです。現代で考えると食物繊維が不要だなんて嘘みたいですよね。

そして1930年に入ってから腸への良い影響があるという事を発見したことで、「食物繊維は重要な栄養素だったのだ!」と気づくことになったのです。1970年代に入ると「第6の栄養素」と言われるまでになりました。これは、三大栄養素・五大栄養素に続き新しく加わった1つとしてそう呼ばれるようになったのです。

【参考】第6の栄養素!『食物繊維』の力

食物繊維に関する定義

現在の日本では【人間の消化酵素で消化されない】という事が食物繊維の定義とされています。食物に含まれた難消化性成分と言われていますが、ちょっと難しい言葉なので基本的には一般の人はこんな情報は知らないでしょう。

研究や商品開発に携わる人ではない限り、食物繊維の定義を普段活用する人はいませんからね!

食物繊維の種類

食物繊維には水溶性と不溶性という2つの種類が存在しています。名前の通りに水で溶ける性質を持った水溶性と、水では溶けにくい性質の不溶性というものに分かれています。どちらも私たち人間が食べる食材に含まれているものなので、食事で摂取する事が出来る食物繊維になっています。

【参考】水溶性と不溶性の違い

食物繊維というのは長い歴史の中で、不要になったり重要になったり、さらには現代社会で第6の栄養素といわれたり、とても色々な扱いをされてきた珍しい栄養素なのです!